2号物件は雨漏りしているかもしれない、という状況で買いました。押入れの天井が濡れていることもある、という前オーナーの話。しばらく様子見てましたが、秋の大雨のあと見に行ったら確実に雨漏りしていて、ダンゴムシがどこからともなく集合。

DIY得意の入居者さんに押入れをぬいてもらったら、今まで隠れて見えなかった雨漏りの酷さが際立つ状況。
しとしと雨が降ってきて間もなく、ポタンポタンと雨漏りがくるとのこと。
これだけ明確な雨漏りなら、屋根に上がればわかるだろう、と思って、前の持ち主から引き継いだリフォーム会社に調査依頼しても、「上から見ても、漏れてるようには見えませんね」と。
こいつは、顧客の課題を解決する姿勢が見えないのでクビ!

さて、どうするか、ネットで調べまくり。ホームページに派手さはないが、工事実績写真を載せている職人ぽい方に連絡。

中からも漏れている場所を見てもらい、
屋根にもスルスルとあがり、見てもらいますが、やはり目に見える穴はよくわからない。
屋根の頂点で雨が入って、真ん中あたりで染み出している可能性もあると。

この場合は、この面のトタン屋根を剥がして、防水シートを貼り直して、新しいトタンを敷くのが良いとのこと。

雨漏りなおるまで、家賃無しにしてますので、
これ以上時間も待てません。工事をしてもらうことに。工事費用は35万円也。
1年以内に回収できるので、よしとしよう。

帰り際にこの方がポツリ。

投資家さんから、すごい古い家の屋根修理の注文が多い。よくこんな家に住むなあ、って思うんですよね。

皆がみんな十分なお金があるわけでないし、皆が新しいものを求めるわけではない。

マーケットを複数の目で観れるかが大切。